広尾学園での英単語学習実験

http://www.obunsha.co.jp/news_release/140.html

英語講師として興味深い調査報告をみかけたので。

まず、1人1台iPadが配布されている状況がとてもうらやましいですが、それはそれとして、英単語帳アプリの自学自習効果を調べる実験としては、iPadよりスマホの方が良かっただろうなあ、とは思いました。私が住んでいるのは田舎なので全国的にどうなのかはよくわからないですが、少なくともここらへんで高校生が電車の中でiPad使っているのは見たことないですね。通学電車で使うのは相当抵抗あるような気がします。

ただ、単語帳アプリ自体は生徒にもどんどんおすすめしたいとは思います。
レポートにも、

・書籍には見出し語と語義の音声をダウンロードできるサービスが付随しているが、利用した生徒はごくわずかだった。
iPadアプリでは「音声」を利用した生徒が約半数。音声を使用した生徒からは
「英単語の発音が聞き流せる点が良かった」
「正しい発音を聞きながら自分で発音することで、音で覚えた」
といった意見が挙げられ、単語学習に音が役立てられていることがうかがえる。

とありますが、音声ダウンロードとか学校教材の付属CDみたいなのを学生が利用してるの、あんまりみたことないですが、あれは音を出すまでの一手間が面倒くさいというところもあるようで、携帯アプリなら相当ストレスなく音声利用ができると思います。

メジャーどころとしては、ターゲット、ユメタン、キクタン、東進アプリなどが音声もしっかりついて良さそうです。シス単アプリはまだ音声がないようですね。ここらへんの学校がなぜかよく採用しているdatabase4500とかはアプリすら存在しないようですが……。

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アルク、受験用英単語学習iPhoneアプリ「ユメタン PowerWords」シリーズ | リセマム
キクタンアプリ_リダイレクト |アルク
東進公式スマートフォンアプリ
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