2013年度、岡山大学前期試験「英語」雑感

http://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/honshi/13/ok1.html

今年度は大問4つで、1-2が長文読解、3-4が英作文という構成でした。

問2が"phantom pain"に関する医学部向けっぽいとっつきにくい内容でしたが、特に専門知識がなくても、また全文かっちり読まなくても、出だし4段落と最終段落をおさえておけば解ける問題ではありました。

昨年度は問1の中にさらに英作が含まれていましたが、それもなくなり、代わりに全体の読解量がかなり増える、という風にここ2年少しずつ傾向が変化してきていますね。岡大は入学後もTOEICに力を入れている学校なので、英作力から短時間での情報処理能力を重視するよう微妙にシフトしていっている感じでしょうか。

まあとはいっても、遠くない将来TOEFLにまた変わっていくのかもしれませんが。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130321/edc13032101310000-n1.htm

私は残念ながらTOEICで満点をとったことはないので、満点をとるまではと思い、また受験する側の気持ちを忘れないようにという意味もあり、今でも安からぬ受験料を払い時に受けていますが、経験者ならおわかりのようにTOEICのための勉強ほど退屈極まるものはないので、せめてTOEFLに変えていくことは学生の知性にとっても良い提案ではないかと思っています。